ヌバック
革の表面(外側)を微細にやすりがけし、短い起毛を出した素材
革の外側の表面である銀面をサンドペーパーなどで軽くこすり、微細な毛羽を立たせた革です。主に牛革や山羊革で製作され、表面の毛が非常に細かくベルベットのような手触りを持ちます。革の内側を削るスエードとは異なり外側を加工するため、生地の組織が比較的緻密です。
さらさらとした表面NUBUCK SURFACE
ヌバックレザーNUBUCK LEATHER見た目・形状
起毛が非常に短いため、見た目には光沢のないマットな質感を帯びています。手で表面を撫でると、毛並みの向きによって明暗の差が現れます。革の外側をごくわずかに削っただけなので、原皮本来の微細な毛穴やシボの跡が表面に現れることもあります。
用途・特徴
ブーツやスニーカーなど靴の甲や側面を覆うアッパー(甲被)素材としてよく使われます。靴のほかにもジャケットの表地、手袋、バッグ、財布など、摩擦や耐久性が求められるさまざまな革製品の表地として幅広く使用されます。
選ぶときのポイント
原皮の種類(牛、山羊など)によって厚みや柔軟性が異なるため、混用率の表記を確認します。回転ドラムで革を回して自然なシワを形成した「Tumbled Nubuck」表記がある場合、通常のヌバックよりも表面が柔らかくシワが入っています。
お手入れ
表面の起毛の間に水分や油分が染み込みやすく、シミが残りやすいです。汚れが付着した際は水洗いを避け、ヌバック専用のゴム消しゴムやブラシで優しく払い落とす必要があり、着用前に専用の防水スプレーを吹きかけてシミを予防する方が安全です。
追加情報
- スエード
- 革の内側を削って作った素材で、外側をやすりがけしたヌバックとは加工する部位が異なります。
一部の画像はAIで作成した説明用画像です。










