フルグレイン
- 類似の単語
- フルグレインレザーFull Grain
原皮の表面を削らず、天然の銀面の質感をそのまま生かした革
動物の毛を除去した後、表皮層である銀面をやすり掛けしたり削り取ったりせず、そのまま加工した革です。毛穴や微細なシワといった原皮固有の表面のシボ(質感)が自然に残っているのが特徴です。表面を傷つけないため繊維質が緻密で、革の耐久性と強度が高いです。
フルグレイン銀面FULL GRAIN
フルグレイン革FULL GRAIN見た目・形状
原皮の自然な毛穴や細かなシワ、筋の跡が表面に不均一に現れます。表面を人工的に削り取っていないため部位ごとに模様が均一ではなく、革本来の質感が現れます。エンボス加工を施した製品の場合、表面の質感の上に一定の模様が一緒に型押しされています。
用途・特徴
靴の甲革(アッパー)をはじめ、バッグ、財布、ベルト、レザージャケットなどの表地として幅広く使われます。加工方式により、柔らかい質感のソフトフルグレイン、模様をプレスで型押ししたエンボスレザー、透明な染料で染色したアニリンフルグレインなどに細分化されます。
選ぶときのポイント
詳細情報で原皮の種類(キップスキン、カーフスキン、成牛皮など)や加工方式(ナッパ、アニリン、エンボス)が一緒に記載されているか確認します。表面を人工的に覆ったコーティング革とは異なり、商品写真で天然の毛穴や不均一な質感(シボ)が観察できるか確認することが見分けの助けになります。
お手入れ
厚い合成樹脂のコーティング膜がないため、水や油分に触れると吸収されてシミが残りやすいです。雨や汚染物質が付着した際は乾いた布で直ちに拭き取る必要があり、定期的に革専用クリームを薄く塗って油水分を補給し、革の乾燥とひび割れを防ぎます。
追加情報
- トップグレイン
- 銀面の表面を薄く削り取って傷をなくした後に仕上げた革で、フルグレインよりも表面が均一に整えられています。
- スプリットレザー
- 銀面を剥離させた下側の真皮層(床革)に人工フィルムやコーティングを施して作った革です。
一部の画像はAIで作成した説明用画像です。


