TAG STATIONERYTAG-12
大量生産の代わりに地域の工房と協力して適正数量のみを作る方式は、どのような役割を果たしていますか?
文具メーカーが大工場の設備ではなく地域の工房と協力する方式を選んだ背景が気になります。中規模生産という基準が、実際の完成度にどのような違いをもたらすのか知りたいです。
大量生産の規格化から離れ、京都の職人の精巧な手技を損なうことなく生かしながら、完成度を細部まで管理する役割を果たしています。
京都市内に16店舗を構えて文具を流通させていたBunguten TAGからTAG STATIONERY タグステイショナリーが誕生しました[1]。数多くの文具を扱っていた流通会社から出発し、日用品を自ら作るメーカーへと進んだのです[2]。
今回は工房と結んだ生産方式の一つだけを深く掘り下げてみます。TAG STATIONERY本店は、伝統的な染色や織物文化が色濃く残る烏丸松原にあります[3]。ブランドは大規模な工場設備に依存する代わりに、京都地域の職人や工房と協力する道を選びました[4]。無理に生産量を増やさず、品質を維持できる中規模の数量のみを製作する方式です[5]。手技を持つ工房との協力は、大量生産では得難い固有の質感や色彩を守る基盤となっています。
このような協力の中で、2015年11月に初のオリジナル製品である筆記用インクシリーズKyo no Otoが登場しました[6]。 hmmm、巨大な設備の代わりに職人の工房を選んだのは、京都という街の文化的な趣を文具へ自然に染み込ませようとする姿勢でした。
Kyo no Otoインクを共同開発・生産した京都現地の工房の具体的な名称は、まだ確認できていません。